4月1日
人生で何度目の4月1日だろう
そんなの数えりゃいいだけのことなんだけど
そういうことではなくて、
学生の頃は、4月1日は春休みの最中だから、学年が上がろうが、卒業して四月から新入生になろうが、ただの1日、ただのエイプリルフールで、お約束ですぐバレるようなつまらない嘘をつく日でしかなかった
社会人になった最初の年は、4月1日の入社式でめちゃくちゃ緊張した記憶がある
学生の入学式とは全く違う緊張感
学生はせいぜい3年か4年しかないが、社会人は定年までこの先何十年も働かなくてはいけない
社会人になって緊張していたというよりも、そんなに先まで働かなきゃいなきゃいけないのか…という緊張というか嫌気があったように思う
仕事も会社も嫌いなわけではないが、というかむしろ好きな方だと思うし、自分でいうのも何だが仕事は出来る方ではあるが、
入社してから毎年、というかほぼ毎日、会社には行きたくない〜仕事したくない〜という気持ちは続いている
日本の多くの会社は3月決算で、4月1日は新年度の初日という所が多いと思うが、
部署や人事の異動もあり、仕事そのものは変わらなくても、リセットされて再スタート感がある
1年中、会社に行きたくない〜仕事したくない〜という嫌々病で朝を迎えるが、1年の中で、GW、夏休み、冬休みという長期休暇で気持ちがリセットされるのと同じように、4月1日も同じく気持ちがリセットされることで、何十年も会社員を続けられているような気がする
定年まで残りX年…
明日からまた新年度が始まる