絶対的エース
中学1年生の娘は、小さい頃からバドミントンをやっている。
ジュニアの地区大会では何度か優勝しているので、そのくらいの実力はある。
中学入学と同時にレギュラーになって、団体戦にダブルスで出場。都大会までは勝ち進んだが、残念ながら2回戦で敗退という結果。
新人戦ではシングルスに出場して、区大会は優勝、次のブロック大会もベスト4に入り都大会に出場。
まあ、ジュニアからやってる子と中学から始めた子では、実力差が歴然としているので、当たり前といえば当たり前。
さすがに都大会は、ジュニアの頃からの常連が顔を揃え、優勝した2年生の子と1回戦で当たり敗退。
その後秋季大会、冬季大会と、そんなに試合あるの?っていうくらい、大会に出ていて、それなりに勝ってはいるが、いわゆる絶対的エースには程遠い。
バドミントンに限らずだろうけど、強い学校には、やはりエースという存在の子がいて、そういう子達は雰囲気が違う。
娘にはまだその雰囲気が足りない。
とはいえ、娘の大ファンである父は、今の一番の楽しみは娘の試合観戦で、毎回のように大会を観に行って応援している。
父はバドミントンの経験は無いが、娘の影響で奥原選手や山口選手といった一流選手をはじめいろいろな試合を観るようになり、目だけは肥えてきている。
娘が絶対的エースになれるように、良かれと思ってアドバイスをすると
最初の頃は「バドミントンやったことない人に言われたくない!」と、ごもっともな拒否をされ、いじけることもあったが、
最近では、割と素直に耳を傾けてくれるようになったし、大会中も試合の合間に話をしに来てくれるようになり、父はちょっと嬉しい。
娘よ、これからも毎回試合を観に行くよ
観ていると女子中学生に囲まれるから、おじさんは恥ずかしいけど